2016年10月10日

どもりの経験がある方のアドバイス

■質問
吃音(どもり)について質問です。

私は小さい頃から母親によく
「あんたはどもるねぇ」と言われてきたのですが、

当時は「どもる」の意味がわからず、
また幸いなことにそのことでいじめられる
ことはなかったので、

今まで何も気にせずに生きてきました。

母親も私が特に悩んでいなかったので、
それ以上は気にしなかったんだと思います。

私の症状としては、

・緊張している場面でどもりやすく、
話したいことを頭の中で整理しきれてないうちに
口に出そうとするとどもる。

なのでゆっくり時間 を置いてからしゃべったり、
話すことがあらかじめ決められていたり
するときはどもりにくい。

・普段よく話す人(家族など)に対しては
どもりにくい。

しかしそういう人に対してでも、
会話の始まりにおいてはどもることがある
(文 のたび、言葉一つのたびにどもることはない…
と思います)。

・「あああああのさ〜」と長くなるときもあれば
「あ、あのさ〜」と短いときもある。

です。

あと電話が苦手で、
状況によっては出ずにメールで
返してしまったりします。

「どもるから」と意識して
電話を避けてたわけではないのですが、

電話に出るときには緊張して
「も、もしもし…」となることが
多いので今回ここに書きました。

吃音の存在を知ってからも
自分はあがり症なのだと思っていて、

緊張すると誰でもどもるものだと思っていました。

「どもる」という言葉は母親にしか
言われたことはなく、友達に笑われたときも、
私が緊張しすぎであることに対して
笑っているんだろうなと思っていました。

人は緊張すると誰でもどもるという
わけではなく、

やはり私が吃音を持っているのでしょうか?

あまり気にしないでいようとは思っていますし、
ありがたいことに、今もどもることに関して
人から悪く言われることはありません。

吃音のことで私よりもっと悩んでいる方が
いっぱいいると思いますし、

そういう人にしてみれば
私の悩みは小さいものなのかもしれません。

しかし日頃から自分が言いたいことが
うまく頭の中でまとまらず、

結局何も言わないことが多いので、
これからの就職活動での面接や社会人になってからの
対人関係などが少し心配です。

あと電話に出れない、
出るときに躊躇するのもできれば
直したいです。

同じ経験を持つ方、
何かアドバイスがある方がいたら
よろしくお願いします。

■回答
あなたさまほど前向きであれば、
何も心配はいらないのではないでしょうか。

吃音社会人の経験20年以上の経験を少し。

私がやっぱり苦手だなぁと思うのは、
「しゃべらなければならない」という
守勢に立たされるとき。

「上手な説明」を求める上司の前だと、
頭が真っ白、何を言っているのか
分からなくなります。

言わなくても分かるようなフィーリングの合う人や、
親分肌の人が上司になりそうな会社を
選んだら良いのでは。

転勤異動の多い会社を選ぶ場合は、
会社人生の半分は苦労(あわない上司のとき)、
半分は仕事しやすいということになるでしょう。

まぁ、そんなに都合の良い会社はないので、
「ワンマンがずっと上司」という状態だけ
避ければ良いのではないでしょうか。

あと、私も電話は苦手でした。

電話は、言葉だけで用件を伝えなければ
ならないものですから。

なので、新しい仕事交流が始まるときには、
必ず本人に会いに行くことにしています。

電話で済ますのは、名前や顔を覚えてもらって、
人柄も分かってもらってからですね。

メールは連絡の目的では便利ですが、
誠意に欠けると思っています。

お願いごとでメールを送るときは、
必ず電話も一緒にかけたり、
本人に声かけたりしています。

メールだけの健常者より、
良い人間関係が生まれますよ。

吃音者なりに仕事スタイルを工夫しています。

応援しています。


posted by 管理人 at 23:30| どもりの悩み・相談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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